国内独立訓練が、順調に進んでいるのを確認し、いよいよ私は、地球人の単独国際デビューを果たす時が、やったきたと思った。これまで、日本に行くときは、いつも私と一緒だった地球人に、初めてチビッコ一人旅をさせよう、とおもったのである。しかしこれは、飛行機に乗ったことがある人なら、誰でもお分かりだと思うが、バスや、電車や、汽車に一人でのせるより、余程簡単な事だ。
ただ気分的に、一人で飛行機に乗るという、初めての緊張感を、克服させるだけのことだ。早速ジャパンアジアのチビッコ一人旅の手続きをし、夏休みを待った。成田までは、兄が迎えに来てくれるし、親から航空会社の地上アシスタントに引渡し、着いたら、成田の地上アシスタントが、兄の元まで届け、確かに迎え入れたというサインを貰うのだから、実はこれ程簡単で、安心なことはないのだ。
英語教育の幼稚園や、小学校の夏休みは、他の幼稚園や小学校より、かなり早く始まる。6月初旬、地球人は、いよいよ一人で、海外への冒険をするときがやって来た。空港まで見送りに行った私達は、一生懸命、地球人の不安を取り除こう、と努力していた。
地球人は、買ってもらったばかりの腕時計を、大切に身につけていた。私は地球人に、腕時計を見せながら、「あのね!この針が大体ここに来たら、日本に着くから!!すぐだよ、心配しないで!!」と言った。地球人は、「うん。わかった。いってきま~~す!!」と元気に、地上アシスタントとともに手を振って、出入国管理室に入って行った。
飛行機は地上の乗り物に比べ、格段に安全だということは、自分が以前航空会社員だったから、百も承知していたが、やはり、息子の初めての一人旅はとても心配で、気になった。家で到着の電話を、今か今かと、待ちわびていた。「成田に着いて、、、税関を出て、、、、兄に引き渡されて、、、、それから車で本郷まで、、、、。」と、大よその時間を計算し、そろそろ「到着!!」という電話がかかっても良さそうなのに、、、、と思っていた。ナカナカ電話のベルは鳴らなかった。
我慢ができず、こちらから掛けようか、と思った矢先、電話のベルがケタタマシク鳴った。兄からだった。「無事着いたよ!!フライトが遅れたんだ、今、代わるから!!」と地球人に代わった。「ねえママ!!着いたけどさ、ママが言った時間になっても、まだ飛行機がず~っと飛んでいるから、僕、飛行機を間違えて乗って、アメリカまで行っちゃうのかと思ったよう~~~!!」と怒っている。
「そうだ!!私としたことが、、、、。」 出発が遅れるかも、ということを想定してなかった。当然スケジュール通り出ると思って、うっかり、スケジュールの到着時間を地球人に教え、時計の針に注意するよう、言ってしまったのだ。「ゴメンね!!遅れたんだね!!ゴメン!!」と私は何度も何度も謝った。地球人は飛行機の上で、時計を眺めつつ、本当に不安で、緊張で、たまらない時間を過ごしたらしい。
6歳になったばかりの地球人は、無事、東京の家についた安心感から、イッキに緊張がゆるんだのか、その夜、絶えて久しい*****をした。地球人のホームページの入り口は??そう、それそれ!!まだまだ可愛い地球人だった。こうして、波乱のうちに、地球人の初フライト経験は、達成された。
2008年10月29日水曜日
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2 コメント:
6歳の地球人には不安な初フライトだったろうな。 でもアメリカまでいっちゃうと考える所が将来のスケールの’でかさ’を思わせる。TYOにずっと滞在した夏休みの間に日本語以外忘れかけちゃうなんてことは、、、、なかったんだよね? Olive
oiverさん
コメントありがとう。とにかく多言語を入れてからは、常用頻度のバランスをとることを考えていたので、重要だと位置づけたことばは、忘れるという心配はなかった。本人いわく、フランス語に至ってもあまり苦労はなかったと自分のテツ流言語習得法の4で書いている。多分そうだったのだろう。子供の言語パワーを過小評価しないでくれと書いているからまあ、子供を持っているお母さんに信じてもらえるといいんだけど。
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